中村明美のひとりごと

猛烈な暑さが続いおります


本日は　ありがたく冷房の効いたホールで「ご葬儀」の司会をさせて頂きました

準備が整い、開式まで　45分・・・位の頃でしょうか
喪主様から声を掛けられました

「〇〇のトンネル近くのお宅で　土砂降りの日にお葬式をしていたスタッフさんですよね？」

と・・・

どうやら　当時　郵便配達をしていていた喪主様が、ご自分の担当エリアを配達に回っていた時、見かけた・・・
という事なのです




間違いありません
忘れられない現場でした

室内の様子がまったく見えない場所にしか司会の機材をセットできない作りのお宅で、しかも県道沿い
自分はズブ濡れでも　機材を濡らして故障させるわけにはいかない
中が見えないから進行できない　という訳にはいかない
土砂降りだろうと定刻で遂行しなければならない
と、ともかく　ただ必死に現場を守り、今でも　その時のスタッフさんと懐かしく話題にする事があるのです

「え～～　あの現場を覚えていて下さったのですか？　しかも　会葬ではなく郵便配達に立ち寄られただけで・・・」

「覚えてます。いや～～こんな状況で、本当に大変な仕事なお仕事だと思いましたよ・・・こういう会館からは想像もできないですよね」



もう　10年も前の事なんです


何と言って良いのか
当事者ではないのに　10年も覚えていて下さる方がいる、誰かの記憶に残っていると思うと
感激と、感謝と、驚きと・・・同時に　気持ちの引き締まるような思いもしました


台風でも、豪雨でも、今日のような猛暑でも
40㎏の機材と共に　はせ参じる私です

これからも　今まで同様、誠心誠意　務めて参ります

ご縁を頂き、ありがとうございます







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