中村明美のひとりごと

朝から　西陽のあたる部屋に閉じこもり、必死に『育成の為の書類作成』に取り組んでいる中村です


１年前の春・・・
誕生日を迎える直前に　病気が発覚した　母
最初に入院した病院で、およそ１ヶ月間　点滴だけの入院を強いられ衰弱しきった老体は
もはや「助からない」
と思わせるに充分な程でした

何度掛け合っても、確かな病名や治療法を明かさず、「転院」すらさせてくれない　この病院にいても後悔するだけだ
ダメ元で強引に転院させようと、必死に動いて　ようやく転院の運びとなったのでした

受け入れて下さった病院では、母の顔を見るなり「緊急事態」と医師団が素早く対応して下さり、今できる検査と治療を見極めて対策が講じられて行きました

この「早さ」と「丁寧でマメ」な対応は　母を安心させ、一度は諦めた命だけれど、もしかしたら・・・？
という気持ちが表情に表れるようになっていきました

徐々に体力が回復してきたのを見計らって、「血液内科」「循環器科」「外科」の先生達がしっかりと連携を取り、可能な限り　わずかの無駄もないスケジュールで　次々に処置が始まりました
看護師さんは、一日に何度も何度も様子を見に来て下さいました



あれから一年・・・

苦しみに耐え、痛みに耐え・・・
身体のあちこちに　切り刻まれたオペ痕は残ったけれど、先月
　「これで全て完結だ」と　８時間のオペに挑んだ母

一度は　ツルツルになってしまった　頭髪も少し生えそろい、弱々しかった言葉は　すっかり元通りの気丈な母に・・・

末期ガンから、1年で復活するほど　医術は進歩したのですね


素晴らしい技術を持った医師団との出逢いは
本当に　何物にも代え難いプレゼントだったな～～　と思わずにはいられません
どんなに感謝の言葉を並べても、追いつかないほど「ありがとう」の気持ちで　いっぱいです



さあて

私も　やること山積みの日常を　「意味があるから　山積みなのだ！」　と発想し、楽しむ事と致しましょう

明日も現場、明後日も現場

汗で化粧が雪崩て「別人」になってしまっても、鏡を見なければ　自分は気にならないはずよ　　きっと






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