中村明美のひとりごと

まもなく　1年になろうか・・・

知人の依頼を受けて　ゆるやかにスタートした「手話講座」




雑談しながら単語や短い文章を練習する程度では、いくら回を重ねても「習得」に至らず・・・
どうしても
「難しい・・・」
「忙しくて練習する暇が無かった・・・」
「体調が悪かった・・・」
と先へ進まない

それならば　と
【聾唖】の方をお招きしての雑談にしよう

と、耳の不自由な知り合いに連絡を取りつけ、喫茶店で待ち合わせることに


そうなると、さすがに知人も　「挨拶」程度は手話で交わしたい
という想いもわき出したようで、予定時刻より早く駐車場に車をとめて　車内で一生懸命練習していたという


お茶を頂きながら
自己紹介・趣味・手話を始めた経緯・・・などから話は膨らんで、お互いの生活を通して　発見もあれば笑いもこぼれる
お互いに　目をキョロキョロさせながら読み取り、知人も時々　話を振られてシドロモドロに手話で返す

私自身も、知らない手話単語は山盛りあって
所々に忘れていたり　見慣れない表現が出てくると　「この表現は　何？」　と質問しては解決していく

そんな中・・・

どうにも読み取れない「手話単語」があった

両手を頭の上に軽く置き、そのまま　ソバージュのような波形を作りながらゆっくり両手を同時に下ろす・・・

という表現


「ソバージュ」？
今の会話の流れからは　何の関係性も探れないぞ
コーヒーの話から　ソバージュ？？
どういう事だ

と　必死に食いつく・・・
　

そして　辿り付いた　


「スタバ」　という表現だったらしい



なるほど～～～～～～～～～～


あたらしい言葉が生まれると、手話も新しく生まれるので、こればっかりは「辞書」を眺めても身につかないんだよね

充実した時間を過ごし、知人は一気に「もっと出来るようになりたい」と意欲を燃やし・・・私は気分も少し晴れやかに


雨が降り続きそうな今日も　一日頑張れそうです




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